先日、友人のYさんが鍼灸治療を受けに来院されました。
Yさんは、クラシックバレエを20年以上習っています。
レッスンでポアント(トゥシューズの先で立つこと)になると、バランスが何かおかしい…と、お悩みでした。
具体的には両足のつま先(トゥシューズの先)に均等に体重をかけなくてはいけないのに、左足先が床から浮いてしまい、右足先にばかり体重がかかってしまう、ということでした。
ちゃんとトレーニングしてるのに、
どうして結果が出ないんだろう…(´・_・`)
そんなお悩みの解決のアプローチとして、
腰のインナーマッスルの筋肉群のひきつれをチェックすると、改善点が見つかることがあります。
インナーマッスルって、1コだけじゃないんですよね。
いくつかの筋肉群が連動して作用しあってるので、ちゃんとバランス取れたケアが大事なんです。
だけど、正直、ここまでは「よく聞くこと」「どっかで聞いたことある」話かもしれません。
しかも残念なのは、ここまでの知識だけ(筋・骨格系のみ)を持つ無資格者(国家資格がなく、疲労回復・リラクゼーションなどを謳った業態の施術院など)の施術を受けられた方からご相談をいただくことが多くなってきていること。
「筋肉をゆるめればいいんだ!」とばかりに、グリグリ強いチカラで筋肉を押したり揉んだりして、かえって筋肉を痛めてしまったり、もみ返しのような症状が現れたりといったケースもお伺いします(´・ω・`)
また、最近では、施術受ける前の予約の段階で高額な費用(回数券として事前に数万円支払う必要があるとのこと)を支払ってからでないと施術が受けられないというケース。
そこでは1回目の施術後に変な痛みが出たので、残りの施術費用分を返してほしかったけど返金されなかったそうです。
インナーマッスルの筋肉群にだけフォーカスして、はいっ!筋肉ゆるめました〜!(終了っ!) …っていうやり方でも、そのときは問題もなく良さげなケースがあるかもしれないんだけど、
残念なことに、すぐにまた症状が戻ってきちゃうんですよね。
だからこそ、施術を受けられたあとに症状が戻ってこないような、おからだが回復し続ける方法を取り入れた治療が大事なのではないかな、と思います。
施術後もからだが回復し続けるアプローチ方法とは
筋肉をほぐすのはもちろんなのですが、回復力を上げていくアプローチには大事な視点があります。
それは、筋肉疲労の背景にあるお身体の問題、
(つまり筋肉の疲労を取り、血液循環を促し、回復力を上げていくなど)
このようなおからだの機能面にもちゃんと光を当てて根本的なケアを行えるかどうか、ということ。
鍼灸治療では、このようなアプローチを取り入れながらご本人の回復力をサポートしていきます。
筋肉が痛いから筋肉をゆるめる・・・だけではなく、おからだの背景で起きている問題も見つけてケアしていくことが皆さまのライフスタイルにプラス➕になることを知っているから(*´▽`*)
そうすると、本来のお身体が持つ回復力によって、日常生活を送りながらも治療効果が持続するんですよね。
だからこそ、ご自身のコンディションに合わせて動きをコントロールしながらしなやかな身体を育てていくこともできるんです。
翌日、Yさんから感想メールいただきました(*´▽`*)人(*´▽`*)
一筋の光が強く大きく明るく輝いて、
クラシックバレエの技術がさらに磨かれるように
お祈りしてまっす〜!!!ヾ(*´∀`*)ノ
五反田の鍼灸院 香庵(かのん)
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